地上レーザスキャナ

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High-Definition Surveying(高精細空間測量)であらゆる形状を測量いたします。

地上レーザスキャナ測量とは、対象物にレーザーを照射し、大量の点の集まりとして物体形状を計測する手法です。計測された点の集まりは点群と呼ばれ、その一つ一つは3次元座標(x,y,z)を持っています。点群データから必要な位置情報を抽出することにより、様々な用途で利用することが可能。また、非接触型計測なので、危険な場所や手の届かない箇所の計測にも適しています。

土砂崩れの災害現場を、地上レーザスキャナで観測しました。
このような危険な場所は、2次災害の可能性があるので地上レーザスキャナを使用して観測します。

GNSS測量

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GNSS測量で高精度に位置を測定します

GNSS測量とは、Global Navigation Satellite System(グローバル・ナビゲーション・サテライト・システム)の略で、米国のGPS衛星、日本の準天頂衛星QZSS(キュージィエスエス)、ロシアの衛星GLONASS(グローナス)、欧州連合の衛星Galileo(ガリレオ)等の電波を受信して地球上のどこでも、経度緯度や高さを測定し、あらゆる測量を行う技術です。
身近なものは、カーナビゲーションや携帯電話の位置情報、飛行機、船舶など、幅広く使用されています。
この各衛星を測量に使用することで、高速かつ高精度な測量が可能となります。

GNSS測量の特徴

1. 高精度の測定が可能
スタティック測量(干渉測位方式)を行えば、数ミリの誤差で、1級基準点が測量できます。
また、基線が長くなっても精度が劣化しにくいことが特徴です。
2. 測定点間の視通がなくても大丈夫
上空視界が確保されていれば、測定する点間の見通しは不要です。例えば山やビルなどを挟んで両側に測定点がある基線測定も1時間程度の衛星観測で実施できますので、従来のトータルステーションを用いた観測と比べて、測量作業時間の大幅な短縮、省力化を実現できます。
3. 天候にほとんど左右されない
電波を利用するため、天候には、ほとんど左右されませんので雨や風の日でも安心です。
4. 視通確保の伐採不要
視通確保の伐採がないので経費削減、環境保護にも役だちます。
5. 24時間観測可能
衛星が充分に観測できる場所であれば、1日24時間いつでも観測可能です。
6 GNSSの弱点
衛星からの電波を利用するため、電波が届かない水中や地下ではまったく働きません。また上空視界の確保が大切になります。

  鉄道関連の測量は、測定個所の範囲が広く電車も通常通り走行します。
常に安全を確保し迅速な観測が必要になります。
GNNS測量とトータルステーションを併用することで、迅速かつ性格な観測が可能となります。

UAV(ドローン)による空撮

弊社も積極的にドローンパイロット免許を取得するなど、技術向上プロジェクトチームがあります。

災害現場をUAV(ドローン)を使用し測量した写真です。
災害状況を迅速に把握し対策の検討資料とします。

UAV(ドローン)による空撮の映像です。
UAV(ドローン)を使用することで簡単に上空から観察ができます。